エロス断想

猫と美人を描いてゐます

ロミオとジュリエット

シェイクスピアロミオとジュリエット」を本屋で立ち読み
「新訳」と銘打ってあり、翻訳は河合祥一郎
「マジ?」とか「ガングロ」なんて言葉が・・・
超訳やがな
ストーリーは誰でも知ってますね
この話しの妙味は、やはり恋の詩的表現(セリフ)であらう
「恋の軽い翼で、私はお庭の塀をとびこえて来ました」
ちなみに、映画「恋におちたシェイクスピア」は、ちょっと良い感じのロマンスです


私は、この街に復讐をする
なんと優雅で洗練された復讐であらう!
誰を傷付けることもなく、この灰色の街で、ただ私だけが浄化されてゆく
心ある人は恥ぢるであらうが、そんな人がこの街にゐるだらうか?


初心を忘れかけてゐた
現Fや他のサイトに発表する詩文に、好評など期待してはならない
0ポイントの詩を書かねばならないことを、私は忘れかけてゐた
媚びてはならぬ!
遺言のつもりで詩を書くこと


来年は、中原中也の生誕100周年ださうだ
中也が太宰治を何度も罵倒した、といふ話しは前に書いたか知ら
太宰は中也を尊敬してゐたらしく、何を言はれてもへらへら笑ってゐたさうだ
太宰らしいなぁ
長谷川泰子中原中也との愛 ゆきてかへらぬ」より


■三州生桑HP■
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