エロス断想

猫と美人を描いてゐます

大佐に手紙は来ない

冬曇り、そんなに寒くはない。東北は大雪らしいですね
ジョギング40分、気持ちヨシ
8匹の猫にゴハンをやる。それぞれ個性あり


ウニクロに寄ってみる。迷彩柄のコーデュロイパンツは売れてゐた。私にピッタリのスラックスを買ふ。
店を出る時に、入れ違ひに入って来た女性客から挨拶される。「あっ、こんにちはっ!」満面の笑みを浮かべてゐたけど・・・誰? とても背が高く、モデルみたいな美人だった。高いヒールのブーツをはいてゐて、私とほぼ同じ背丈。誰だったか、どうしても思ひ出せない。看護婦さん・・・だったら憶えてゐるはず。自分の知らないところで、どこの誰に見られてゐるか分かったもんぢゃないね。
ウニクロの最大の特徴は無個性といふことだな。無印良品と同じく。個性のない服だから、着る人の個性がはっきりと出る。あまりに個性的なブランドの服を着ると、ブランドに着られてしまふのだ。
一番嫌ひなブランドは、るいびとん。アレを持ってる女性はセンス無し。


ミチヨさん、応援アリガタウ! 素晴らしい微笑みでしたよ・・・


G・ガルシア=マルケス「大佐に手紙は来ない」読了。マジック・リアリズム以前の作か。特に感慨覚えず
「急ぎの手紙を待っとるんですがね」大佐は言った。「航空郵便です」局長は仕分け箱の手紙を調べた。彼は調べ終へると、手紙を元あった場所に戻したが、何も言はなかった。彼は両手を叩いてほこりを払ひ、意味ありげに大佐の方を見た。「間違ひなく今日着くはずだったんだ」大佐は言った。郵便局長は肩をすくめた。「間違ひなく来るのは死だけですよ、大佐」


明日の朝・・・奇跡が起こりますやうに
偶然にたよるしかないか・・・



■三州生桑HP■
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