エロス断想

猫と美人を描いてゐます

母が倒れた日

今朝、母が倒れる
目まひがするのだといふ
こんなことは初めてである
立てないほどなのだから、総合病院に行けばよいのに、かかりつけの内科医に行くといふ
頑迷固陋なり
吐き気もすると言ひながら、眉だけはしっかりと描いてゐた
愚かといふか、あっぱれといふか・・・
結句、私が車で病院に連れてゆく
内科の個人病院である
薬をもらって、今は小康状態


夕食は私が作る
自慢ではないが、いや、実は自慢なのだが、私は家事全般が得意なのだ
一人暮らしが長かったのでね
魚を三枚におろすのなんざ、朝飯前


卒直に言ふと、私は母より料理が上手い
実家に帰ってきた頃、私は色んな料理を作ったものだ
それまで母が作ったことのないやうな料理を
母は、初めは喜んでゐたが、だんだん元気が無くなってきた
自信喪失してしまったのだ
今では、週に2回ぐらゐ、軽く昼食を作る程度
家事は、母の大切な生きがひ、主婦のレーゾンデートルなのだ
人の仕事を勝手に取り上げることは、その人を侮辱するやうなものである


ところで、この「エロス断想」のカウンターが、毎日100以上回ってゐます
本当に、そんなにたくさんの人が見にきてくれてゐるのか知ら
レスポンスがほとんど無いのでねぇ・・・
無愛想ですが、コメントやメールは大歓迎ですよ
強面だけど、怖くないのよ


■三州生桑HP■
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