快晴、朝冷え込む、風あり。夜また寒し、嵐のごとき風
春休みのコドモがウロチョロしてゐる、慎重運転すべし
「角川版 図説俳句大歳時記 春」の猫の句を閲す。つまり集大成といふわけだが、これらのやうな句はもう詠むなといふ自戒の意味を込めて抜粋す
羨やまし声も惜しまずのら猫の心のままに妻恋ふるかな 定家
猫の恋止むとき閨の朧月 芭蕉
竹原や二疋あれ込む猫の恋 去来
順礼の宿とる軒や猫の恋 蕪村
菜の花も猫の通ひぢ吹きとぢよ 一茶
恋猫の眼ばかりに痩せにけり 漱石
愛される恐ろしさを知れ庫裏の猫 三州