エロス断想

猫と美人を描いてゐます

超バカの壁

快晴のち薄曇り。過しやすい日がつづく
某本屋にて、可愛い店員さんを見る。誰かに似てゐる・・・色白で丸顔で目が大きくて・・・誰だっけ。カシヒユウ似の店員さんと仲良くなったことがあったが、スグにやめてしまった。本屋のバイトは出入りが激しい.


養老孟司「超バカの壁」読了。
他人から認められたい。だからわざわざ主張するのです。それは確信のなさの裏返しでせう。彼らが確立したいのは実は自己ではなくて、社会的地位なのではないでせうか。自己といふものへの根本的な錯覚があるのです。この種の誤解は芸術家によくあります。芸術家ならば、おれの作品は独特で素晴らしいと主張する。でもその素晴らしさといふのは結局、何かの展覧会かどこかの教授に評価されないと満足できない。さうなると本当にオンリーワンの素晴らしさといふものを信じてゐるのかね、と言ひたくなります。


然り然り。私は文学賞に興味がない。ほしい文学賞などないし、尊敬する作家も文学者もゐないから。


人生はままならぬもの
運命は意に沿はぬもの
人生設計に悩んでゐる人は四川に行けと言ひたいね
人生、思ひ通りになるもんか



■三州生桑HP■
http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/