エロス断想

猫と美人を描いてゐます

トム・ソーヤーの冒険

秋晴れ、一片の雲もなし、風強し
何となく体がだるい、夏バテか・・・
夕刻、Wさんに似た人を見る。自転車に乗ってゐた。ショートカットと言ひ、シルエットと言ひ、ボーダーのTシャツと言ひ、そっくりだった


マーク・トウェイントム・ソーヤーの冒険」読了
これは読んだことあるなぁと思ったが、しやうがない。全ての少年冒険小説のプロトタイプは「トム・ソーヤー」と「宝島」なのだから。関係ないけど、「トム・ソーヤー」と「虚無僧や!」は似てゐる
それからトムは、少女に見えないやうに手で隠してノートに何か書き始めた。彼女は、見せてちゃうだい、と言った。「何でもないよ」「いいから見せて」「見せるほどのものぢゃないよ」「お願ひだから見せてちゃうだい」「誰かに言ふだろ?」「絶対、絶対、絶対誰にも言はないわ」「一生誰にも言はないかい?」「もういいわ、わたし無理にでも見るから」さう言って少女は小さな手をトムの手にかけた。トムは少しづつ手をずらした。そこにあらはれたのは、「ぼくは、きみが大好きだ」といふ文字だった。「まあ、いやな人!」さう言って少女は、ぴしゃりとトムの手を打った。しかし、顔を赤らめて嬉しさうだった。



前に付き合ってた男とは、キレイさっぱり縁が切れてゐる人がいいね。デートの最中に、間違ってその男の名前で呼ばれたらたまらないから



ナイフで爪の掃除してたらスパッと切ったよ



信じることの恐ろしさ
信じられることの恐ろしさ



■三州生桑HP■
http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/