エロス断想

猫と美人を描いてゐます

博士の愛した数式

晴れ時々曇り、午前中一時小雨
イビツ猫が道路のド真ん中で寝てゐた。何を考へてゐるのか。轢き殺されるぞ。アワテテ安全な所におびき寄せる


小川洋子博士の愛した数式」読了
二時間弱で読めた。面白かったです。泣けたし。映画「小説家を見つけたら」を想起。うまくまとまってゐるけれど、全く破綻のない教科書的小説とも言へる。この作家の他の作品を読まうとは思はない
この世で博士が最も愛したのは、素数だった。素数といふものが存在するのは私も一応知ってゐたが、それが愛する対象になるとは考へた試しもなかった。しかしいくら対象が突飛でも、彼の愛し方は正統的だった。相手を慈しみ、無償で尽くし、敬ひの心を忘れず、時に愛撫し、時にひざまづきながら、常にそのそばから離れようとしなかった。


Oさんのブログが閉鎖しさう。楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。悪用されるって・・・何だらう?
ああ! 残念! 仲良くなりかけたらサヤウナラ・・・いつものパターンだ





■三州生桑HP■
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