エロス断想

猫と美人を描いてゐます

信じる

曇り一時雷雨
北陸で地震がありましたね。サンダイさん大丈夫か知ら
祖母を見舞ふ。今日は来ないと思ってゐたらしく、喜んでゐた
昼にソーメンを食す。麺を一分ゆで過ぎた


散髪に行く。何人も理容師がゐるのに、いつも同じ女の子がカットしてくれる
近所に新しくできたローソンに寄ってみる。何と、店長は若い女性だった。愛想のよい人で終始ニコヤカ。目を見て接してくれるから気分がよい


限界まで筋トレ。肩が痛い・・・


谷崎潤一郎の初期短編を数編読む
先日アメリカの或るミステリを読んだら、男のタトゥーアーティストが恋人に睡眠薬を飲ませ、全身に(顔まで!)刺青を入れるといふ描写があったが、あれはモチロン谷崎のデビュー作「刺青(しせい)」へのオマージュであらう。ナオミ・ワッツとかナオミ・キャンベルの名前の由来も、「痴人の愛」の主人公ナオミでせうね。アメリカの谷崎受容はかなり深いやうだ
「親方、どうか私を帰しておくれ。お前さんの側に居るのは恐ろしいから」と幾度か繰り返した。「まあ待ちなさい。己がお前を立派な器量の女にしてやるから」と云ひながら清吉は何気なく娘の側に近寄った。彼の懐には嘗て和蘭医から貰った麻酔剤の壜が忍ばせてあった。





■三州生桑HP■
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