2009-03-19 享保 薄曇り、微風、ぬくし、夕方小雨パラつく 「享保俳諧集」から猫の句を抜粋しようと思ったが、ほとんど載ってなかった。個人句集に猫の句は多いが、アンソロジーには少ない。つまり、ハレの舞台には中々詠まれないといふことだ。猫の恋とは、花や月、ほととぎす、雪などよりも格下の季語といふことか知ら 梅が香や障子のそとに猫の声 安士 出て三日人ならいかに猫の恋 貞佐 ぬすみして見かぎられたり猫の恋 乙由 ふてぶてしき乳のはれなり猫の妻 三州 ■釈三州HP■ http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/