エロス断想

猫と美人を描いてゐます

ナマヘハマダナイ

晴れのち薄曇り
公園のトイレに寄ってみたら、夏の間中住んでた爺さんがゐなくなってゐた。追ひ出されたのか知ら? 呼ぶとオニギリが出て来た。レトルトをやっておく



吾輩は猫である」読了。ラストに至って急速に理屈ッぽくなるところが興味深し。やはり漱石は真面目な人だったのだらう
どうせいつ死ぬか知れぬ命だ。何でも命のあるうちにして置く事だ。死んでからああ残念だと墓場の影から悔やんでも追付かない。思ひ切って飲んでみろと、勢よく舌を入れてびちゃびちゃやって見ると驚いた。何だか舌の先を針でさされたやうにぴりりとした。人間は何の酔興でこんな腐ったものを飲むのかわからないが、猫にはとても飲み切れない。どうしても猫とビールは性が合はない。




■三州生桑HP■
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