エロス断想

猫と美人を描いてゐます

啄木

梅雨の晴れ間。だんだん蒸し暑くなってくる。ジョギングしてないから肥ったかなぁと思ったが、体重は変はらず
ベゴニア買ふ、父の日のため
明日もまた法事・・・


石川啄木歌文集」拾ひ読み。啄木にシンパシーを感じることはもう無いなぁ。少年時代にしか読めない作家といふのは、確かにゐますね。啄木、寺山、かまち、中也・・・文学少年のかかるはしかのやうなものだな
かなしきは かの白玉のごとくなる腕に残せし キスの痕かな
つくづくと手をながめつつ おもひ出でぬ キスが上手の女なりしが
やや長きキスを交して別れ来し 深夜の街の 遠き火事かな


恋のない人生



■三州生桑HP■
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