エロス断想

猫と美人を描いてゐます

偸盗

快晴、如初夏。明日は雨か。またタケノコが出てくるな。
タツムリ、カナヘビ、ヤモリ見る。「蛇穴を出づ」は春の季語。
献血の検査成績来る。コレステロールは順調に下がってゐる。他は無問題。


芥川龍之介「偸盗」読了。ダ・ヴィンチでアヲヰイウが薦めてゐたので。渋い選択だ。
自分は沙金に恋をしてゐる。が、同時に憎んでもゐる。あの女の多情な性質は、考へただけでも、腹立たしい。その上に、絶えず嘘をつく。それから、兄や自分でさへためらふやうな、虐い人殺しも、平気でする。時々、自分は、あの女の淫な寝姿を眺めながら、どうして、自分はこんな女に、ひかされるのだらうと思ったりした。あの女のやうに、醜い魂と、美しい肉身とを持った人間は、外にゐない。


本屋でパソコン雑誌を立ち読みしてたら、70歳ぐらゐのお婆ちゃんに話しかけられる。「パソコンやらんといけんけど、難しゅうて・・・」人生何事も挑戦ですよ。


アピールしなければ!
「待ち」の姿勢では何も変はらない。
イメージチェンジするのもアピール、見つめるのもアピール。
訴へかけなければ!! 他の誰のものでもない、自分の人生なのだから。



■三州生桑HP■
http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/