エロス断想

猫と美人を描いてゐます

にごり江

終日雨降る。花の雨。明日も雨かや、タケノコ伸びる。
「恋する血液」アップ。他愛もない詩ですが。


樋口一葉(1872-1896)「にごりえ」読了。完成度は高くない。やはり一葉は「たけくらべ」と「日記」にとどめをさす。
其時私は七つであったれど家の内の様子、父母の心をも知れてあるにお米は途中で落しましたと空の味噌こしさげて家には帰られず、立てしばらく泣いて居たれど何うしたと問うて呉れる人もなく、聞いたからとて買てやらうと言ふ人は猶更なし、あの時近処に川なり池なりあらうなら私は定めし身を投げて仕舞ひましたろ、話しは誠の百分一、私は其頃から気が狂ったのでござんす


一途に一人の人だけを思ひつづける


信じられる人だったらいいな
束縛しなくても100%信頼できる人
日記やケータイの履歴を調べる必要のない人・・・ケータイ調べられるやうぢゃ恋も終はりね


嘘もなし、隠し事もなし、疑ふこともなし、尊敬しあって、信じあふ・・・



■三州生桑HP■
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