エロス断想

猫と美人を描いてゐます

りさ

曇天、時に晴れ
昨日の芋虫画像は好評でしたね…今日、庭で見つけたアブラゼミの死骸をアップしようと思ったのですが…ダメか知ら?
o(^o^)o ワクワク


図書館に寄りて六冊借る
『ウエディングヘアアレンジ』
『働く犬大全』
『ちびねこマニア』
桂ざこばのざっこばらん』
大久保真紀『中国残留日本人』
『文学界2011/7』
§
「好きだったけど、亜美さんはもう終はりだ。ぼくの好きだったころの彼女が、愛に削られて劣化していく。きっと、あっといふ間に輝きのない平凡な女になる」…「彼女の美は三十歳手前で燃えつきる。疲れて、色褪せてゆく。絶望的なまでに他人に興味を持てないところが、彼女が美を保つ秘訣だったのに。恋をしない方が、退屈なくらゐの方が、女性は美しいんです」
綿矢りさ『亜美ちゃんは美人』
§
綿矢りさの小説は、多分すべて読んでゐるが、どれもこれも私には恐ろしい…『蹴りたい背中』『夢を与へる 』などは、ホラー小説かと思ふほどだった。本質的なところで、私は綿矢りさを理解してゐないのだらう。だから不気味で怖いのだ


美人が美しくありつづける方法は、ひっきりなしに恋をするか、芸術家に描写してもらふかのいづれかしかない。着飾って化粧をしても、年をとればむなしいだけ


出し子猫、鉛筆、10分

美人図、鉛筆、50分
このモデルはハーフかなぁ…なぜハーフに見えるのだらう



『三州生桑詩画集猫のパンセ』
■三州生桑HP■