エロス断想

猫と美人を描いてゐます

雨のち曇りのち晴れ、微風、明日はまた雨か
これからは、ひと雨ごとに暖かくなるだらう
裏庭に梅、水仙咲く


ここのところ、美人画を描く時の紙は、某有名画材メーカーのクロッキー用紙を使ってゐるのだが、これが滅法描きにくい。黒が乗りにくいし消しにくい。1枚あたり10円の紙で、もったいないから使ひ切りますけど…。今日も、失敗して1枚破棄した。10円玉をポイッと捨てたやうな気になる
やはり、高い画材を使ふ時はテンションが上がる。1枚100円のパステル用紙に描く時は、時間をかけてじっくり描きたい。1枚数百円の木炭紙にはなかなか手がつけられず、しまひ込んだまま…
意外に描きやすいのはコピー用紙だ。近所のディスカウントショップで、500枚238円で売ってた。何と、1枚50銭以下。練習用にと使ひ始めたら、木炭鉛筆の黒もよく乗るし、指で簡単にボカせるし、練り消しゴムでよく消せるし、ケバ立たない。色鉛筆には向かないが、マーカーなどの発色はよく、プロのイラストレーターの中にも、コピー用紙を原画に使ふ人が結構ゐると聞く
主に猫を描くときにコピー用紙を使ふが、たまに美人画を描くと出来が良かったりする。コピー用紙あなどりがたし


美人画、鉛筆、60分。これはクロッキー用紙


■三州生桑HP■
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