エロス断想

猫と美人を描いてゐます

ユリ

終日雨、午後より強く降る
恋文を読み直す夜や雨の百合


図書館に寄りて六冊借る
洲之内徹『芸術随想 おいてけぼり』
山口誓子芭蕉秀句』
岩崎るりは『猫だって笑ふ』
横山えいじ『マンスリー・プラネット』
石平『私はなぜ「中国」を捨てたのか』
肥土邦彦『よくわかる栽培12か月 ユリ』
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白百合と美女、油彩、F5(27×35センチ)。モデルはもちろん青山未奈さん。まだ下塗りの段階です。どんな感じに仕上がってゆくかな…?
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【夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ】(万葉集
「私の恋は、夏の野原に咲く小さな姫ユリのやう…あなたは気づいてくれないのでせうね」
千数百年前の詩ですが、恋はいつの時代も苦しいものですね…
o(;△;)o


■三州生桑HP■
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