エロス断想

猫と美人を描いてゐます

かもめ

晴れ、無風。梅雨入りは土曜か
コロは相変はらず朝5時に吠え出すが、私が布団から飛び起きて玄関にドカドカッと出て行くと、ピューッと逃げて庭木の陰に隠れるやうになった。悪い事をしてゐる自覚はあるのだらう。吠えてない時は、私が近づいても知らん顔


郵便局に寄りて、定形外郵便物出す。届くか知ら…。領収証には「郵便事業株式会社」とある。民営化されてるね…リストラとかあるのかな


図書館に寄りて、五冊借る
『東京ブックストア&ブックカフェ案内』
チェーホフ『かもめ』
ダ・ヴィンチ2010/4』
岩合光昭『ネコ立ちあがる』
『皇室の名宝』
§
「私を前に、いけしゃあしゃあと他の女の話を切り出すなんて、私そんなにお婆さんになって、醜くなってしまったの? ああ、あなた、正気に返って! 私の愛する、奇跡の人…。あなたは私の人生の最後のページなの! あなたは私の歓びなの、誇りなの、一番の仕合はせなの…。一時間でもあなたに見捨てられたら、私、生きていけない、気が狂ってしまふ。私のかけがへのない人、大切な人、私の王様…」
チェーホフ『かもめ』
§

美少年図、鉛筆、20分





■三州生桑HP■
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