エロス断想

猫と美人を描いてゐます

トニック

赫々たる直射日光、西の空に入道雲

図書館に寄る。夏休みゆゑ、普段は図書館に縁のない子たちがたくさんゐる。顔を背けるほどキツいヘアトニックの香り…男子中学生なり。全身にギャツビーをふりかけてゐるのだらう…
つまりは、若い女性の喫煙と同じことだ。ヘアトニックにしろ、タバコにしろ、自信がないから背伸びしたいのだらうな


近所に住んでた一家が夜逃げしたらしい。中学生ぐらゐの子が二人もゐたのに…ドラマティックだね。飼ひ犬を放って逃げたとのこと。毎晩毎晩キャンキャン鳴くので近所の人が気づいたさうだ。10年は飼ってゐたはずだ。キャンキャン鳴く犬を連れて夜逃げはできんわなぁ…保健所に連れて行かなかっただけ良心的か。結局その犬は、自治会協議の結果、近所の人が飼ふことになった。ヨカッタヨカッタ…のか?


子猫図、鉛筆、10分

美人画、鉛筆、50分
ほんの少し寂しさう…




『三州生桑詩画集猫のパンセ』
■三州生桑HP■