エロス断想

猫と美人を描いてゐます

四月の雨

曇り時々雨
この雨でたけのこ伸びるかな


図書館に寄りて八冊借る
柳田国男『孤猿随筆』
『心がぽかぽかするニュース』
本間精一『ポーランド未だ滅びず』
アビゲール・フリードマン『私の俳句修行』
山田登世子『誰も知らない印象派 娼婦の歴史』
岩合光昭猫の恋
『anan 2011/1/26』
『anan 2011/3/30』


二冊も『anan』を借りたのに描きたいモデルは見つからず、ただ借りる時に恥づかしい思ひをしたのみ。私のやうなムクツケき男が『anan』なんぞ借りれば、図書館の女性職員が妙な顔をするのは当たり前である
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猫が物を言ったといふ話も多い。これも祖母から聴いたのだが、同じ山国で春に入ると、門の通りをゴマメ売りが触れてあるく。ある日静かにしてゐると障子の外で、ゴマメゴマメといふ声がするが、商人の表を呼ぶ声よりも小さくまた低いので、不思議に思って障子を開けて見ると、街道は森閑としてただ縁側に猫がゐるだけであった。多分ゴマメ売りが来るごとにゴマメを貰ふので、その声を覚えてゐて真似て見たのであらうといふ。
柳田国男『どら猫観察記』
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ヌード、鉛筆、15分

美人画、鉛筆、赤鉛筆、45分、モデルはやっぱり青山未奈さん
(*゚▽゚)ノ




『三州生桑詩画集猫のパンセ』
■三州生桑HP■