エロス断想

猫と美人を描いてゐます

日本橋

曇りのち晴れ、強風。寒い寒い

年賀状を出しに郵便局に寄れば、駐車場は大混雑。こりゃ参ったなと思ってたら、寒空に「年賀状専用ポスト」と書かれた箱を抱へた職員が路上に立ってゐた。サイドウィンドウを開けて投函。ドライブスルーでハガキを出したのは初めてなり。これも民営化の影響か。「これは便利ですね、ご苦労さまです!」と声をかけたら、ハハハッと笑ってゐた


泉鏡花日本橋』読み始める。長編ゆゑ、読み終へるのに来年までかかるだらう。やはり恐ろしく読みにくい。以下の抜粋も、まるで暗号のやうである

お千世のためには、内の様子も見て置きたい、と菊屋へ連れようとした気を替へて、清葉はお孝を見舞ひに行くのに、鮨と云ふのも狂乱の美人、附属ものの笹の気が悪い。野暮な見立ても、萎るる人の、美しい露にもなれかしと、ここに水菓子を選んだのである。


年賀状用のうさぎのデッサン、10分


美人図、ボールペン、1時間ぐらゐ
この絵を銅版画にしてみたいねぇ…



■三州生桑HP■
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