エロス断想

猫と美人を描いてゐます

菊あはせ

ひねもす雨、寒々し、無風
可愛らしい人に会ふ、二度


泉鏡花『菊あはせ』音読す。短いのにたどりにくいストーリー。途中で集中力が途切れたが、やっぱりお化けものだった

どうでせう、傘まで天井に干した、その下で、熟と、此方を、私を見たと思ふと、撫肩をくねって、なまめかしく、小菊の枝で一寸あやしながら、…坊や…(背に子供が居ました)いやなおぢさんが…あれ、覗く、覗く、覗くよう…と、いふ、肩ずれに雪の膚が見えると、負はれて出た子供の顔が、無精髯を生した、まづい、おやぢの私の面です。


美人画、色鉛筆、30分



■三州生桑HP■
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