エロス断想

猫と美人を描いてゐます

モンスター

終日薄曇り、無風、蒸暑はなはだし
野の百合は神の御わざか障害児


図書館に寄りて六冊借る
幸田文『季節の手帖』
石川結貴『モンスターマザー 世界は「わたし」でまはってゐる』
小松正之『世界クヂラ戦争』
横井一夫『イタリア 猫の日曜日』
鴻上尚史『どうしてニッポンはこんなに便利で息苦しいのか?』
大槻ケンヂが語る江戸川乱歩
§
最近の母親は、ちょっとした意見や忠告、善意のアドバイスさへ「批判」や「攻撃」と受け取る傾向がある。……お母さんたちは、「感情の許容範囲」が極めて狭くなってをり、いつでもイエス、なんでもOK、さう言ってくれる人しか受け入れない。人間関係の耐性がなく、短絡的で、自分を尊重しない、優先しない相手は、もうそれだけでイコール「敵」と見なすのだ。
石川結貴『モンスターマザー』
§
善意の忠告と逆ギレ…私は敵だったのだな
思ひ当たるフシがある


これでよかったのだ
常識の違ひはどうしやうもない…ムリだったのです
住む世界が違ったのです
§

百合美人、油彩
やうやく瞳の位置が決まってきました…髪の毛や百合の花の表現は、まだまだこれから


■三州生桑HP■
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