エロス断想

猫と美人を描いてゐます

髪飾り

朝まで小雨、日中はどんより曇天、夕方より一時本降り、暖かい日がつづく
恋する女の子ってのは色々とムツカシイ・・・

少女、鉛筆、1時間


図書館にて四冊借る
中島らも編「日本の名随筆・毒薬」
綿矢りさ「夢を与へる」
「蕪村・放浪する文人
澁澤龍彦全集・別巻2
§
Twitter140字小説
彼女はUFOキャッチャーに夢中だ。「普通に買った方が早いし安上りだよ」「もう一回だけ!」何千円も費やして、やっと小さな髪飾りを手に入れた。「これが欲しかったの!」結ひ上げられた黒髪に挿してニッコリ微笑む。「悪くないね」髪飾りから星がこぼれ落ち、私はそのかけらで彼女の絵を描いた。



■三州生桑HP■
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