エロス断想

猫と美人を描いてゐます

片腕

終日快晴、大気冷々


「私は膝においた娘の片腕をながめつづけてゐた。肘の内側にほのかな光りのかげがあった。それは吸へさうであった。私は娘の腕をほんの少しまげて、その光りのかげをためると、それを持ちあげて、唇をあてて吸った」
川端康成『片腕』


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