エロス断想

猫と美人を描いてゐます

Nu

爽やかな秋日和なれど、殺人的UV降りそそぐ
私は・・・草食系ですかね・・・筋トレしても、所詮文科系だしね

ヌード習作、鉛筆、色鉛筆、30分程度。これはさすがに仕上げられないか・・・テンションが上がりすぎて、品の無いヌードになってしまった


漱石草枕」読了。好きな小説なんだけど、完成度は今ひとつか。セリフが芝居めいてゐる。漱石の、たたみ掛けるやうな文体のスピード感に改めて驚く。私もかなり影響を受けてゐるね。以下は、恐らく3秒ほどの描写
地震!」と小声で叫んだ女は、膝を崩して余の机によりかかる。お互ひの体がすれすれに動く。キキーと鋭い羽ばたきをして一羽の雉子が藪の中から飛び出す。「雉子が」と余は窓の外を見て云ふ。「どこに」と女は崩した体をすり寄せる。余の顔と女の顔が触れんばかりに近づく。細い鼻の穴から出る女の息が余の髭にさはった。



■釈三州HP■
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