曇りのち快晴、秋風よし
少年と子猫、完成。背景を塗りつぶすのがひと苦労・・・水色のパステルをひいた上に、2色の青系統のクレヨンを重ね塗りしてゐます。安い紙だとふやけてしまふ・・・マルマンのパステル紙使用
「ゴルトベルク変奏曲」で有名なグレン・グールド(1932-1982 カナダ)の愛読書が、漱石の「草枕」だと知って驚く。ラジオで朗読までしたとか。私も数回通読したが、少しづつ読み直してみよう・・・。この小説の主人公にはシンパシーを感じる・・・画家で、俳句を詠み、独身で、美人に翻弄されるところに
・・・して見ると詩人は常の人よりも苦労性で、凡骨の倍以上に神経が鋭敏なのかも知れん。超俗の喜びもあらうが、無量の悲しみも多からう。そんならば詩人になるのも考へ物だ。
Glenn Gould:Goldberg Variations
完璧な音楽・・・ほろ酔ひで、真っ暗闇で、こんなのひとりで聴いてたら、気が狂ひさうになるね
