エロス断想

猫と美人を描いてゐます

失ふもの

快晴、強力な紫外線、明日はさらに気温が上がる模様、今日は30度を越えた所もあったらしい
親戚の犬、小太郎の様子を見に行く。左耳の毛は抜け、完全に折れてゐる、私を見るとコロンと横になる、哀れなり
タケノコ四本採る、来週雨が降れば、また生えてくるだらう・・・しばらくはタケノコ三昧なり


学生時代に好きだった女性の名前を思ひ出せずにガクゼンとする・・・あんなに好きだったのに。時の流れか、ボケてきたのか


愛する人を失ふ・・・「愛してはゐたけれど・・・もう名前も忘れたよ」・・・自分の赤ん坊が死んでも同じことが言へるだらうか? 「また作りゃいいさ」
「フラれたって? また探せばいいよ。相手はいくらでもゐるさ」
・・・運命を、夢を、恋をあきらめた瞬間から、人はゆっくり死んでゆくのだ







■釈三州HP■
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