エロス断想

猫と美人を描いてゐます

虫の知らせ

快晴、クラッとなるぐらい強い直射日光
久々に某野良猫公園に行ってみたら一匹もゐない・・・「猿出没注意!」の看板あり。猫猿戦争勃発か。しばらく桜を眺めてゐたら、私の横で婆さんが遠慮がちに太極拳をやり始めて帰るタイミングを逸す




引っ詰め髪、コンテ鉛筆、1時間弱。集中力が持続しない。あと30分かければ、もう少しマシになるかな・・・


むし‐の‐しらせ【虫の知らせ】何の根拠もなく、何か悪いことが起きそうな不安を感じること【広辞苑
何の根拠もないといふことは、非科学的であり、運命的であり、霊的なものであり、しばしば勘違ひでもあらうが・・・
汚い話ではあるが・・・私が赤ん坊の頃、真夜中に母がふと目を覚まし、私の様子を見に行くと、私は熟睡しながら嘔吐してゐたさうだ。もう少し発見が遅れてゐたら、吐瀉物を鼻やのどに詰まらせて私は死んでゐただらう。まさに虫の知らせだ
そんなもの何も感じない人たちもゐるだらうね・・・パチンコに夢中になって、車の中の赤ちゃんを蒸し殺す親とか
或いは、血のつながりがなくても虫の知らせを感じる場合もあるだらう・・・そもそも人と人との出会ひなんて、すべて運命的なものだから
どんなに頑張っても離れるものは離れて行くし、何もしなくても引き寄せられるものは引き寄せられて行く・・・




■釈三州HP■
http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/