エロス断想

猫と美人を描いてゐます

看護婦

曇りのち薄曇り、冷え込みなし
子猫の左目がふさがってゐた・・・じゃれつくものの、食欲なし
女子中学生のグループから突然挨拶される。「コンチハ!!」 ビックリして会釈を返すと、キャハハハハッと大笑ひしてゐた。・・・私が怖くないのだらうか? コワモテだし、ガタイはデカいし、ヒゲもはやしてるのに・・・威厳がないのかな。ま、怖がられて避けられるよりは、挨拶された方がましだ


宮子あずさ「看護婦が見つめた人間が病むといふこと」読了。数年間祖母を見舞った私にとっては、さして目新しい内容ではない。どこの病院でも同じやうな問題を抱へてゐる。しかし、看護婦といふのは激務ですねぇ・・・
交代勤務の看護婦は、熱が出ようと頭が痛からうと、無理に無理を重ねて勤務に出てきます。これは、本来いい働き方ではありませんが、それだけ代理の利かない仕事をしてゐるといふことが、どこか誇らしいのも事実なのです。看護婦に限らず多くの人は、自分がゐなくては仕事が回らないといふ自負を抱いて働いてゐます。実際、緊急入院が必要になった時、仕事を持つ患者さんが必ず言ふのは、「すぐに仕事を休むわけにはいかない」 主婦の方なら、「家のことがあるからいったんは帰ります」



「あなたでなければダメなんです」と言はれてみたい



■三州生桑HP■
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