エロス断想

猫と美人を描いてゐます

糞尿譚

曇りのち雨
ガソリン、リッター104円なり
裸足でジョギングしてる人を見る。WILDといふよりCRAZY
Uニクロにてジーンズを買ふ。ワゴンセールで、4990円が何と990円なり。お釣りを渡す時、男性店員が私の手を上下から包みこんで来た。余りの気味悪さに、10円の乗った手を引っ込めさうになる。ああいふやり方(コンビニ方式?)が流行ってゐるのか知ら。先週、全く別業種の店でも同じやうに渡された。その時は美女店員だったからヨカッタものの・・・


火野葦平(1907-1960)「糞尿譚」読了。芥川賞受賞作。或る糞尿汲取業者の労苦をユーモラスに描く。この作品を書き上げた時の作者の言葉「日本一くさい小説を書いたぞ!」・・・確かに食事中には読めないです。映画化不可能の怪作
どうだ、芸者さん、これからは肥料取賃を女に限り倍にするぞ。どうも男よりは女は汚なうていかん、月のもんでもある時にはうんざりするぞ、と云って盃をかかへたまま愉快さうに笑った。なに云うてんのや、男さんの方がよっぽど汚ない、と云ったが顔まけしたかたちで、あんたたち、始めからしまひまでうんこの話ばかりして、御馳走の味おまっか、と云って笑った。



■三州生桑HP■
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