エロス断想

猫と美人を描いてゐます

DECEPTION POINT

晴れのち曇り、大気冷ややかなり。夕刻より小雨
シロとハナミヅに会ふ。黙ってゐても交互に膝の上に乗ってくる。ハナミヅがクシャミして服に鼻水をつけられる・・・あーあ。缶フードむしゃむしゃ


ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」読了。偽りの地点? ダン・ブラウンの本は、「ダ・ヴィンチ・コード」も「天使と悪魔」も読んだが、いづれも消閑の書。かういふのをバカミスって言ふのではないかな。グイグイ読ませるけれども、余りにも荒唐無稽だし、登場人物はありきたりだし。博学を衒ってゐるが、どこまで信用していいものやら
トーランドは魚に切り傷をつけずに海へ投げ入れた。魚は落ちてしぶきをあげたが、何も起こらなかった。シュモクザメは気づいてゐないらしい。餌はまったくサメの注意を引くことなく、そのまま流れにさらはれた。「あいつらは嗅覚だけに頼って狩りをする」トーランドはふたりを連れて手すりから離れた。「実際のところ、ここで泳いだってまってく危険はない・・・体のどこにも傷がなければね」コーキーは縫ひ合はせた頬の傷を指さした。トーランドは困った顔をした。「さうだな。きみはやめたはうがいい」


私の生きてる間に、黒人の大統領が選出されるとは・・・
時代は動くね









■三州生桑HP■
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