エロス断想

猫と美人を描いてゐます

才女

晴れ時々曇り、朝冷えこむ
今期初ジョギング、15分走ったら汗が出てきたのでストップ
近所の人から銀杏を貰ふ。野良猫を愛する人なり。私が野良猫好きと知ってのことか知ら


杉浦日向子(1958-2005)「うつくしく、やさしく、おろかなり 私の惚れた江戸」拾ひ読み。才色兼備とは彼女のことなり。ライス国務長官とは全く次元の異なる才女。リアルタイムで杉浦日向子の作品に触れられて本当に良かった。テレビをほとんど見ない私も、「コメディーお江戸でござる」の解説だけは欠かさずに見てたからなぁ・・・
「色っぽい」は、江戸では最高の誉め言葉だ。「オイロケ」だとフェロモンむんむんの軽薄な感じだが、本来の「色気」には、容貌だけではない、言動などの内面的な魅力が不可欠だからだ。色気のない人生は、モノクロの世界だ。出会ひと別れを重ねるにつれ、若いころ、接写だった視野が、だんだん広角になり、画素も増えて鮮明になり、隅々まで色や輪郭がはっきりしてくる。いろいろ、難しいけれど、どうせなら色っぽく生きよう。


縫ミチヨさんより「雲雀料理第五号」届く
芸術の秋、詩の秋、絵の秋、恋の秋


■三州生桑HP■
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