エロス断想

猫と美人を描いてゐます

蘭学事始

晴れのち薄曇り、日差し強けれど気温は上がらず
プールの練習と思って冷水シャワーを浴びたら縮み上がった
最新号のリズム&ドラム・マガジン2008年7月号は、ビル・ブラッフォード特集なり。私の最も尊敬するドラマー。興味深し。ミュージシャンなのに、大学教授にしか見えない。炸裂する知性!
「レッド」
http://jp.youtube.com/watch?v=5EA0AIaS-Ps&feature=related
ディシプリン
http://jp.youtube.com/watch?v=CmIBc3Ugfcs&feature=related
「太陽と戦慄パート2」
http://jp.youtube.com/watch?v=ezZIxZsD6H4&feature=related
夜中に一人で聞いてたら気が狂ふかも


杉田玄白(1733-1817)「蘭学事始」読了。医学書かと思ひきや、非常に優れたドキュメンタリー文学であった。八十三歳になる老人が書いたものとは思へぬほど、刺激的で面白かった。この時代に、ヨーロッパ言語で書かれた専門書を自国語に翻訳しようとしたアジア人など皆無のはず。一読、日本人として誇りを覚える。前半だけでも、高校の古文の授業で使へばよいのだ
譬へば、「眉といふものは目の上に生じたる毛なり」とあるやうなる一句も、彷彿として、長き日の春の一日には明らめられず、日暮るまで考へ詰め、互ににらみ合ひて、僅か一二寸計りの文章、一行も解し得る事ならぬ事にてありしなり。



猫の絵でも描かうかとペンタブレットを引っ張り出せど、使ひ方をすっかり忘れてしまった・・・マウスでも描けるけど、気分が出ない



■三州生桑HP■
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