エロス断想

猫と美人を描いてゐます

一茶

薄曇り時どき晴れ間のぞく、日中は雨降らず。カラ梅雨か
俳句をアップ。出来は・・・エロティック


「一茶 生きもの句帖」流し読み。駄句が混ざってゐる。一茶は二万句遺してゐるさうだが、何でもかんでも詰め込みすぎ。選者が悪い。駄句と佳句を五句づつ抜いてみる
×やあれ待て声が高いぞほととぎす
×行く雁やあとは野となれ山となれと
×花びらに舌うちしたる蛙かな
×云ひぶんのある面つきやひきがへる
×大犬をこそぐり起す柳かな
○ほととぎす我が身ばかりに降る雨か
○油火のうつくしき夜やなく蛙
○小だらひの魚とものいふけさの秋
○寝すがたの蝿追ふもけふが限りかな
○蚤のあと数へながらに添乳かな



■三州生桑HP■
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