エロス断想

猫と美人を描いてゐます

ヤナギダル

快晴。立夏すぎ確かに初夏の陽気なり
コドモに付きまとはれる。ヒゲが怖くないのかな。
コロの散歩中にも女の子に声をかけられた。「噛む?」「噛む噛む!」・・・コドモは無邪気だね


「ポケット川柳」流し読み。「誹風柳多留」より抜粋。雑俳もしみじみとしたものは、ほとんど発句に近し。
蝉の鳴く下にこどもが二三人
かみなりも雀が鳴けばしまひなり
子の寝冷え翌日夫婦喧嘩なり
木魚から五六ぴき出る夕べの蚊
本降りになって出て行く雨宿り
風呂敷を解くと駆け出す真桑瓜


淡い感情と、失恋の痛みとでは・・・やはり失恋の方が重い


■三州生桑HP■
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