エロス断想

猫と美人を描いてゐます

Afro-American

降ったり晴れたり曇ったり、不安定な天気。今日の雨には黄砂まじらず、風向きだらうか。
お嬢猫また風邪。クシュンクシュン。どこまで行ってもついて来る〜。食欲なし。なんやねん。
なごやん食べる。シキシマ。食べすぎ。


レジナルド・カーニー「20世紀の日本人 アメリカ黒人の日本人観1900-1945」読了。著者は日本の大学で教鞭をとるアフリカン・アメリカンアメリカの黒人は如何に日本人にシンパシーを感じてきたか。日本人の私が読んでも、ちょっとヒクぐらゐの親日ぶり・・・どこまで信じてよいのか知ら。
1941年12月7日、真珠湾。日米海戦の口火を切った敵国日本によるこの攻撃を、解放への光明と喜んだアメリカ人たちがゐた。ブラック・アメリカン。つまり黒人たちである。黒人の中には、この戦争は「人種戦争」だと公言し、日本はアジアを白人支配から解放した英雄であると言ふ者すら出てきた。白人優位の神話を根底から覆した日本人。そんな日本人と戦ふくらゐなら、監獄に行った方がましだ。こんな考へが、黒人のあひだを駆けめぐってゐた。



「あの小鳥、可愛いでせう」
「ほんと、可愛いですね」
「尉鶲ジョウビタキですよ」



■三州生桑HP■
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