エロス断想

猫と美人を描いてゐます

哲学塾

曇り時々晴れ、寒風強く時折小雨パラつく。
お嬢猫に会ふ。レトルトやっても食べず、オナカいっぱいの様子。どこまで行ってもついて来る〜。
近所に開店したばかりのディスカウントショップDon Quijoteに寄ってみる。キャットフード高っ。全然安くない。580円のジャケットとか、2足で100円の靴下とか、そんな感じ。購買意欲そそらず。店員多すぎ。人件費がかなりかかってるはずだ。ゲームセンターで元をとってゐるのだらう。


土屋賢二「哲学塾 もしもソクラテスに口説かれたら」読了。お茶の水大学哲学教授のゼミ。かういふ先生のゼミだったら談論風発となって盛り上がるでせうね。
もし「私はあなたの顔も性格も嫌ひですが、あなた自身を愛してゐます」と言はれたら、嬉しいだらうか。嬉しくないなら、なぜだらうか。この挑戦的な口説き文句は、今から二千五百年前にソクラテスが考へたものである。この中に含まれてゐる哲学的問題を検討し、ソクラテスの言ひ分が正しいかどうか判断するのは、普通の人が思ふほど簡単ではない。それを考へるのが本書の課題である。




■三州生桑HP■
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