エロス断想

猫と美人を描いてゐます

革命的群集

晴れ時々曇り、一時小雨ぱらつく。40分ジョギング。
母猫にオヤツ。長い付き合ひだが、鳴き声を初めて聞いた。にゅーっ。よほどハラペコだったのだらう、レトルト&カリカリをあっといふ間に平らげる。
公園の駐車場で男女が静かに口論してゐるのを見る。聞くともなく聞けば、離婚した元夫婦か。3歳ぐらゐの女の子が母親に必死になって甘えてゐた。娘は父方で暮してゐる様子。人生色々なり。


G・ルフェーヴル(1874-1959仏)「革命的群集」読了。岩波は左翼系の論文が好きだなぁ。烏合の衆はいかにして歴史を動かす群集に変貌するのか? 歴史学は推論にすぎないと気付いた時点で興味が失せた。
革命的集合心性は明らかにある種の宗派に見られる千年王国主義と親しい関係にある。フランス革命もまた、ひとつの「良きお告げ」といふことになる。フランス革命が宗教的な発作として受け取られたのは、おそらく、フランス革命が大いなる希望であったからである。生まれたばかりの、あるいは、生まれようとする新しい社会は、自己の完璧さを確信し、自らを崇めるのだ。


ときめかなければ意味がない・・・。




■三州生桑HP■
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