エロス断想

猫と美人を描いてゐます

NOVALIS

曇り時々雨
冷たい雨のそぼ降る中、猫に会ひに行けども母猫一匹のみ。カリカリ、レトルト、ニボシをやる。


ノヴァーリス(1772-1801独)「断片集」拾ひ読み。詩に関するフラグメンツが印象的。
詩を作れない者は、詩を否定的にしか評価しないだらう。真の批評に必要なのは、批評作品をみづから作り出す能力である。趣味だけでは否定的にしか判断できない。


きのふとは別の本屋で立ち読み。ここでもドキドキすることがあった。モテ期かも知れないが、本命に振り向いてもらはねば意味がない。


アンリよ、「ねじの回転」を読んだかね。とにかくアレは構成だ。神がかり的なストーリーの進め方。
芥川の「歯車」も、ヘミングウェイの「老人と海」も、作者は書いてから自殺してる。気をつけるやうに。


■三州生桑HP■
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