エロス断想

猫と美人を描いてゐます

狂った旋律

終日快晴、一片の雲もなし、ジョギング、腹筋、後背筋鍛へる
しゃがんでたら、子猫にヒザをカプッと噛まれる。いとをかし


パオロ・マウレンシグ「狂った旋律」読了
50歳でデビューしたイタリア人作家。いはく付きのバイオリンを巡るミステリ。小説のメソッドに則った佳作。
やがてあの人は奇妙な表情で私を見つめたかと思ふと、不意に私を抱きしめ、私の口に唇をつけたのです。そして「音楽を手放してはだめよ。このことを忘れないでね。けっして音楽を手放さないことよ」とあの人は言ったのでした。



カーラジオで、男性のフレグランスに興味を持つ女性が増えてきた、といふ話しをしてゐた。私が使ってゐるオウ・ド・トワレは、ジャンフランコ・フェレ・ウォモ(フォーマン)。学生の時からずっと変へてない。ほんの一滴、手首の内側につけてこすり合はせるだけだから、ほとんど匂はない。オマジナヒみたいなものかな。



■三州生桑HP■
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