エロス断想

猫と美人を描いてゐます

宮本常一

晴れたり曇ったり
また子猫が増えてゐた。ネコネコ


「別冊太陽・宮本常一・「忘れられた日本人」を訪ねて」流し読み
宮本常一(1907-1981)の「忘れられた日本人」を二十歳の頃に読んで、大いに感銘を受けました。岩波文庫で出てゐます。オススメ。
この森には宮ホーホーといふ化物がゐると祖父の寝物語にきいて、夢に見たこともある。宮の鳥居をくぐると、四十二段の石段があるのだが、宮ホーホーはその上のはうに腰をかけ、その足は石段の下まで届いてゐた。白い着物をきて、にたにた笑ってゐたのである。何となく恐ろしかった。



あの日に帰りたい
荒井由美
泣きながらちぎった写真を手のひらにつなげてみるの
悩みなききのふのほほゑみわけもなく憎らしいのよ
青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまふ
あの頃の私にもどってあなたに会ひたい




■三州生桑HP■
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