エロス断想

猫と美人を描いてゐます

仏陀の観たもの

晴れのち曇り、夕刻冷え込む
腹筋、大胸筋鍛へる。筋トレしても汗をかかない季節になりました


祖母を見舞ふ。手術はしないことに。リスクのはうが大きいらしい
葡萄が欲しいといふので再度病院へ。イタイイタイと言って寝てたのに、葡萄を見たとたん「まあ美味しさうねぇ!」と言って起き上がる。こんなだから看護婦さんの受けが悪いのだな・・・


鎌田茂雄「仏陀の観たもの」再読
仏教の入門書。かういふ本は時々読みたくなる。思ふに、あらゆる宗教の中で仏教が一番厳しいのではないか。「愛を捨てよ」と説くのですからねぇ
無量寿経に「和言愛語ワゲンアイゴ」といふ言葉があるが、おだやかな笑顔で愛情のある言葉で人に接することを言ったものである。他人に対してまづ慈愛の心を起こすのが、愛語の根本である。慈愛の心を持てば当然、優しい言葉が出てくる。暴悪な言葉は人間関係を荒廃させる。朝、職場で会って「おはやうございます」といふのは世間の礼儀である。物を貰って、人に親切にされれば「ありがたう」と言ふこともまた当然のこと。このやうな、当たり前の言葉を言はぬ者が激増してゐるのが現代の世の中だ。




愛を味はひ
愛を消化し
愛と同化する


■三州生桑HP■
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