エロス断想

猫と美人を描いてゐます

Madame Bovary

曇り時々晴れ、うろこ雲美し
片目猫元気なれど少し臭ふやうになってきた。冬は越せまい
どんぐりはアク抜きしなきゃ食べられないよ


さて、今夜は「2008ミス・インターナショナル日本代表」の選考会がありましたが、われらが青山未奈さんは惜しくも準ミス・インターナショナルにとどまりました。残念ですが、まだ若いですからね。無限の可能性がありますよ!


自信の無い女はブランド品で身を固め、自信の無い男はデカい車に乗る


フローベール(1821-1880仏)「ボヴァリー夫人」読了
平凡で愚鈍な夫シャルルに飽き、浮気を繰り返す美しきエンマ・ボヴァリー。分不相応の贅沢で借金がかさみ、ついには悲劇的な結末へ・・・。ボヴァリー夫人って幸せだったと思ひますね。フローベールは「ボヴァリー夫人は私だ」と言ひましたが、私も「ボヴァリー夫人」になりたいですよ。しかし、作品としては「三つの物語」のはうが遥かに傑作

できる限りのことはしてみた。もう何もすることはない。だから、シャルルが帰ってきたらかう言はう。「おどきなさい。あなたの踏んでゐるカーペットは、もう私たちの物ぢゃありません。お気の毒に、あなたを破産させたのはこの私なんです!」さう言ったら夫は激しく泣き出すだらう。それから泣いて泣いて泣き明かすだらう。そして驚きがさめてしまった時、おまへを許すと言ふだらう。「さうだ」とエンマは歯ぎしりしながらつぶやいた。「許すと言ふだらう。・・・いやだ! いやだ!」




うむ、きっかけは自分が作らねばなるまいて。自分の人生だからね


何かひとこと


ピアス確認


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