エロス断想

猫と美人を描いてゐます

倒錯の罠

秋晴れ、爽やかなり
子猫たちも随分馴れてきた。呼べば出てくるのだが、おなかいっぱいになるとプイッとゐなくなる


大学の同級生のUさんは大人の女性だった。在学中に秘書検定だの簿記だの英検だの、ありとあらゆる資格を取得してゐた。魅力的な女性だったが、惜しいかな、彼女は背が低かった。150センチなかったのではないか。恐らくは、そのコンプレックスをバネにして、しっかりとした大人の女性になったのではあるまいか。彼女に何度か言はれたことがある。「あなた、おぼっちゃんなの?」さぞかし、詩人はのん気に見えたんでせうねぇ・・・。


フランスの女流作家ヴィルジニ・ブラック「倒錯の罠 女精神科医ヴェラ」読了
胸の悪くなるやうな悪趣味なミステリ。需要があるから書かれるのだらうけれど・・・。ミステリといふものは一種の刺激であり、その刺激が慢性化すると、より一層強い刺激を求め、つひにはこのやうなエログロサイコミステリを読まずにはゐられなくなるのだらう
「ご安心ください」わたしはささやくやうに言った。「わたしのはうからマスコミの注目を引くやうなことはいたしませんから。例へば、女のわたしが放屁するとか」言ってしまってから後悔した。つひ口を滑らせてしまった。スダン警視の話しぶりにうっかり乗せられてしまったやうだ。当然のことながらスダンは、好奇心と反感の入り混じったやうな視線を向けてきた。


チャトさん。青山未奈さんは美しい方ですが、やはり写真2枚だけでは・・・。上位の二人は、それぞれのブログ内でたっぷりと写真をアップしてますからねぇ。



どうする?
どうしよう?



■三州生桑HP■
http://www.h4.dion.ne.jp/~utabook/