エロス断想

猫と美人を描いてゐます

ブルガーコフ

快晴強風、日陰は肌寒いほど
懸垂30回


ブルガーコフ(1891-1940露)「悪魔物語・運命の卵」読了
とくに感銘は受けず。「悪魔物語」はゴーゴリの「鼻」、カフカの「審判」のごとき不条理劇、「運命の卵」は動物パニックものの走りとしても、チャペックの「山椒魚戦争」の方が遥かに優れてゐる。ただし、カフカには見られないユーモアは認められる
無尾類といふ適切な名前をつけられてゐる両生類の第一目の絶滅を意味するヒキ蛙の死後、そのあとを追ふやうにして天国に召されたのは、両生類には入らない研究所の常勤守衛であったヴラス老人である。もっとも、守衛の死因は哀れな両生類と同じものであって、その原因をペルシコフ博士はすぐさま見ぬいて、ただちに断定した。「飼料不足!」


サンダイさん。今年最大の収穫は、何と言ってもドノソの「夜のみだらな鳥」でしたよ。カラマーゾフ以来の衝撃。ガルシア・マルケスの「族長の秋」も傑作でした。南米文学恐るべし。
チャトさん。支へるといふか・・・理解して認めてほしいんですよね・・・
ミス・ウェブジェニックですか
http://www.miss-international.org/Japanese/national_contest/national_contest_j.html
うむ、確かにこの中では、1番の青山未奈さんが輝いてゐますね
ぽちっと投票しておきませう!



■三州生桑HP■
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