曇天のち快晴
全身白だけど頭のてっぺんだけ黒い子猫をオニギリと命名
アマルさん、お久しぶり
少しづつ詩を削除してゆきます
「居酒屋」読み進める
発表当時はセンセーショナルだったかも知れないが、今読むとお涙頂戴の講談といふか、紙芝居的といふか・・・
ボーイが大皿に兎肉の煮込みを盛ったのをテーブルにのせた。ふざけ屋のクーポーが、すてきな冗談を一つかっとばした。「ねえボーイ君、これは猫だぜ・・・。まだにゃあにゃあ鳴いてる」実際本物そっくりのかすかな猫の鳴き声が、その皿から聞こえるやうだった。クーポーが唇を動かさずにのどでそんな音を出してゐたのだ。彼はさらにごろごろとのどを鳴らした。婦人達は笑ひすぎて、ナプキンで顔をおさへてしまった。
祖母に活字の大きな文庫本をすすめたら、結構楽しさうに読んでゐる。家人は、みな本を読む。亡くなった祖父は県議で、法律関係の本を書き、大変な読書家だった。私の読書癖は隔世遺伝である
■三州生桑HP■
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