エロス断想

猫と美人を描いてゐます

隣りのマフィア

イタリア系フランス人作家トニーノ・ブナキスタ「隣りのマフィア」読了
コメディタッチのギャングストーリー。面白かったです
FBIの証人保護プログラムによりアメリカからフランスの田舎にやってきた、元マフィアのボスと家族が引き起こすドタバタ
引っ越し一日目に、14歳の息子は学校でいぢめられるが放課後までに報復グループを作ってし返し、17歳の娘は同級生にレイプされかけるがテニスラケットで彼らをぶんなぐって血だらけにし、妻はスーパーマーケットで店員がアメリカ人の悪口を言ったから店に放火する・・・。帰宅したその三人に、元ボスは尋ねる。「で、何か変はったことがあったか?」三人揃って答へる。「何にも!」


アンリよ
カモミール一年草だから、枯れても嘆かないやうに
一年草」には哀しい響きがあるね


「こんちはっ!」「おっ、こんにちは。ホントによく会ふねぇ」女の子の方から挨拶してくれると気分がいいな
ダビンチ・コード」を読んでみたいとのこと。持ってるから貸してあげてもよかったけど・・・まだまだそれは馴れなれしすぎるよね
「明日、誕生日なんだけど・・・」とは言へない。さういふ図々しさが私には欠けてゐる




■三州生桑HP■
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