コレット「シェリの最後」読了
三十歳になっても、なほ美男子であるシェリの絶望的な孤独を描く
母や妻、友人たちとうまくゆかず、六十歳になった元愛人レアに会ひにゆくが・・・
解説文に青ボールペンで線が引かれてゐた
ロクでもないやつがゐるものだ、くだらん所にアンダーラインを引いて・・・
文章のどこに線を引くかで、その人の教養が判るね
コレットの伝記を読んでみたいな
「チビ猫、おいで」シェリが小声で呼んだ。猫はあとずさりもせず、小馬鹿にしたやうに彼をにらんだ。シェリは犬であらうと馬であらうと猫であらうと、とにかくどんな動物も自分になついたことがないのを思ひ出した。かつてアルドンザ夫人がしゃがれた声で予言した言葉が、十五年の歳月を超えて耳元で響くやうな気がした。「動物に好かれない人間は、呪はれた人間なのよ！」
§
I WANT TO BREAK FREE
by QUEEN
I've fallen in love
I've fallen in love for the first time
And this time I know it's for real
I've fallen in love,year
God knows,God knows I've fallen in love
ブレイク・フリー
by クイーン
僕は恋におちてしまった
生まれて初めて恋におちてしまった
この恋こそ、本物なのだと分かる
僕は恋におちてしまったんだ
神よ
僕は恋におちてしまったのです！
§
側溝の中に猫家族発見！
腕を入れてカリカリを置くと、母猫にシャーッ！ と威嚇される
しばらくたって確認すると、キレイに食べられてゐた
側溝は安全だけれど、使へるのは今日まで
雨が降ると水が流れるからね
たくましく生きなさい
ありのままの私を愛してくれる人など、果たしてこの世にゐるのだらうか・・・
■三州生桑HP■
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