エロス断想

猫と美人を描いてゐます

不思議な少年

五月晴れ
空気が乾燥してゐるせゐで過ごしやすい


アメリカの作家マーク・トウェイン(1835-1910)「不思議な少年 The Mysterious Stranger」読了
児童文学者らしく、主人公は少年たちであるが、甘っちょろいヒューマニズムを徹底的に批判、攻撃してゐる、厭世的小説
「僕は人間ってものをよく知ってる。羊と同じなんだ。いつも少数者に支配される。多数に支配されるなんてことは、まづない。いや、絶対にないと言ったはうがいいかも知れんな。感情も信念も抑へて、とにかくいちばん声の大きなひと握りの人間についてゆく。声の大きなそのひと握りの人間といふのが、正しいこともあれば、間違ってゐることもある。だが、そんなことはどうだっていいのだ。とにかく大衆はそれについてゆくのだ」


夜食に食べたソーセージがヒドくまづかった
マヅいソーセージは、炒めるときに醤油を少したらすと美味しくなるのだけれど、今回のはダメだった
何の肉だったのだらう?


図書館が長期休館する
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愛する人
お金?
職業?
将来性?
外見?
車?
いいえ・・・
その人が運命の人なのかどうか、心臓だけが知ってゐます
あなたの心臓に訊きなさい


■三州生桑HP■
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