エロス断想

猫と美人を描いてゐます

泣きたい気分

sanshu_seiso2007-04-20

春らしく、穏やかな一日
ドライブ日和だ
ドライブ行きたいねぇ
海岸線をのんびりと走りたいねぇ
海鮮丼でも食べに行かうか


アンナ・ガヴァルダ(1970-)「泣きたい気分」読了
若手女流作家の描く、ごく軽い恋愛エピソード集
小説といふより恋愛小咄か
本国フランスでは100万部以上売れたらしい
「幾年ものあひだ、僕はその女性とは無縁になったと思ってゐた。それほど遠くではないにせよ、彼女は僕の人生の外側に行ってしまったのだと、もう彼女は存在しないのだと、もう彼女はとても遠くの世界に住んでゐるのだと、彼女は実はそれほど美しくはなかったのだと、もう彼女は過去の世界の人でしかないのだと、思ってゐた。僕がまだ若くて、ロマンティックだった頃のことだと、永遠の愛を信じ、彼女への僕の愛が最上のものだと思ってゐた頃のことだと、すべては若気のいたりだったのだと、幾年ものあひだ思ってゐた・・・」


横断歩道を渡らうとしてゐた女子中学生二人組を見る
私が車を停めると、おじぎをしながら渡ってゆく
グッと親指を突き出したら、コロコロと笑ってゐた
あああ〜♪ 春なんだね〜♪♪
§

■三州生桑HP■
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